次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い

次亜塩素酸ナトリウムとは

次亜塩素酸水と同じ「次亜塩素酸」が名前に付いているのが次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸ソーダ)です。
この両者の違いは何だと思いますか?

次亜塩素酸ナトリウムというのは強アルカリ性です。
「次亜塩素酸」はpHが酸性になればなるほど分解スピードが速くなります。

強アルカリ性なら、逆に分解スピードは遅くなります。
60,000ppm(次亜塩素酸ナトリウム6%)とか120,000ppm(次亜塩素酸ナトリウム12%)という、超高濃度で流通できているのは、次亜塩素酸ナトリウムが強アルカリ性だからです。
逆に、次亜塩素酸水は弱酸性です。高濃度だとすぐに失活してしまいます。
よって次亜塩素酸水は500ppm以下でしか流通させられないのです。

次亜塩素酸ナトリウム塩素濃度の表示について

次亜塩素酸ナトリウムは、塩素濃度が12%、6%、3%というパーセンテージで表示されています。

パーセンテージ表示 ppm表示
12% 120,000ppm
6% 60,000ppm
3% 30,000ppm

塩素においては、この塩素濃度がとても大事なので覚えておきましょう。

【用語解説】塩素濃度について

市販されている次亜塩素酸ナトリウムの塩素濃度はとてつもなく高い数値です。そのままでは使用できない危険な濃度です。
よって、水で薄めて(希釈)使います。
台所用除菌剤は60,000ppm(失活を考慮して50,000ppm公示)です。
これをつけ置き洗いなら100倍の500ppm、人が触れる場合は800倍の60ppm程度に薄めて使います。
ほ乳瓶洗浄剤は10,000ppmです。
これを80倍の125ppm程度に薄めてつけ置き洗いなどに使います。
塩素商品は各商品ごとに、使い方が明記されていますので、よく理解したうえで使用しましょう。

次亜塩素酸水は弱酸性なので失活しやすく、超高濃度ではすぐに失活してしまいます。
他社調べでは、3,000ppmで2日後に2/3が失活して1,700ppmになります。
5日後には3,000ppmが800ppmにまで失活します。

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムとの比較

次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水…選ぶならどっち?
これは上記ですべて説明できています。
コストパフォーマンスは次亜塩素酸ナトリウムが断然です。超高濃度で入手できますのでかなり割安になります。
その他は次亜塩素酸水が優位だといえます。

<次亜塩素酸水のメリット>

・次亜塩素酸ナトリウムの1/8の濃度で同等の除菌力を出せる
・塩素濃度は低濃度で使うので高い安全性がある
・弱酸性なので生き物に優しく、漂白作用も少ない

次亜塩素酸水 次亜塩素酸ナトリウム
コストパフォーマンス
除菌力
安全性 ×